キンポウゲ

「私は、その日、二人で歩いた小道で見た野草の中でも、

一ばん平凡で、一ばんかれんだったキンポウゲの花を二本

摘んで、ハンドバッグの中の手帳にはさんだ。」

児童文学の石井桃子さんが旅で出会ったイギリスの作家

アイリーン・コルウェルさんとの思い出の花、キンポウゲ。